【屋根】勾配表記の見方・勾配が分からない場合

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屋根勾配とは、屋根の傾き(傾斜の度合いや角度)です。
屋根勾配は、「寸」と「角度」のいずれかで表示されますが、日本の建築物では「寸」で表示されるケースが多く見られます。
例えば水平距離10に対して高さが5の場合、5/10というような表し方で「5寸勾配」と言います。

<ソフトを使って屋根を拾う場合、現調図面ではない立面図や屋根伏図から拾う場合は、必ず屋根勾配の情報が必要です。
そのため、表記を見誤ったり、分からないまま適当な数値を設定してしまっては、正しい拾い作業を行うことが出来なくなってしまいます。


≪図面と屋根勾配表記の見方≫

立面図の場合

立面図には屋根の傾斜に併せて下記のような勾配表記が記されています。
横の数値が10の場合、縦の数値が屋根勾配の数値です。
例として下記では左側は5寸、右側は12.5寸です。

屋根伏図の場合

屋根伏図がある場合は、屋根の流れる方向を向いた矢印と共に記載されていることがあります。
例として下記では全て5寸勾配の屋根という事が分かります。


≪図面に勾配表記がなく、勾配が分からない場合≫

屋根を拾う場合、勾配の情報は必ず必要です。
正確な屋根勾配の情報が分からない場合は、まずは設計者の方へご確認いただくことをお勧めしております。

その中でも「大体の寸法で見ておきたい」という場合は、下記の方法を参考にお使いください。

図面から屋根勾配を計算する際の注意点
図面上の長さを元に計算を行うため、屋根の傾斜角度等が正確に作図されていることが前提です。
図面の縦横比が正しいか必ずご確認ください。

屋根勾配は、垂直距離÷水平距離×10で求められます。


<ソフトに図面を取り込んでいる場合は、[マウス距離測定]という機能が便利です。


≪マウス距離測定を使って計算する方法≫

1.画面左下のマウス距離測定をクリック
2.屋根の傾斜部分をクリックする
3.測定結果画面が出るため、垂直距離と水平距離を利用して計算する

投稿者: 永田